猫のダニ対策!市販薬のメリットとデメリット

猫のダニ対策!市販薬のメリットとデメリット

ネコは仕草や動きが愛らしくて、側にいてくれるだけで無条件で「可愛らしい!」って言いたくなりますよね。
体を摺り寄せてきたり喉をゴロゴロ鳴らしてきたりと甘えん坊さんな部分にメロメロになっちゃうのは仕方がないでしょうか。

そんなネコを思わず抱きしめたくなると思いますが、ちょっと待って!
あなたは可愛いネコのダニ対策ってしていますか?

外を自由に歩いているネコにはダニの心配があるんです!
ここではダニ対策としての市販薬のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

 

 

市販薬のメリットって?

市販薬を使うことのなによりのメリットは、飼い主・ネコ双方のストレスを軽減するということです。
ネコの体にダニがあることに気が付いた場合、動物病院で処置をしてもらい、完全に駆除できる薬を処方してもらうのが一般的だと思います。

ところが、ネコは病院が嫌いです。
これはちょっと考えるとわかることですよね。
ネコにすれば移動するためのキャリーに入れられることやいつもとは違う環境である病院という場所が好きになれるはずもありません。

また、飼い主にとっても会計時の金銭的負担が大きいです。
これはネコには社会保険がない為、治療には実費が掛かってくるからです。

そんな時、市販薬を使うとどうなるでしょうか。
まず、市販薬はドラッグストアなどで購入することができるので、簡単に手に入れることができます。
また安価に購入して家で飼い主からネコに投薬できるので処置もすぐにすることができます。
動物病院が近くにないという場合は、市販薬というものはとても頼りになるものということが言えますよね。

 

市販薬のデメリット

市販薬は入手も簡単で安価ということでメリットばかりのように見えます。
でも、やはりデメリットも存在するのです。
その理由の一つが『医薬部外品』だということです。

ドラッグストアには『医薬品』も置いてありますが、それ以外のホームセンターなどで購入した場合は『医薬部外品』と書いてある場合も多いと思います。
この『医薬部外品』というものは効果に限界があり、持続時間も長くありません。
購入する場合はこのあたりのことも理解しておく必要があります。

それ以外にも注意しておかなければいけないことがあります。
ネコにノミやダニがついているのは肉眼で確認することができます。
でも、皮膚の状態や感染症の有無などの診断は飼い主だけではできない場合があります。

また、市販薬を使い続けても効果が薄い、駆除できない、治らないといったこともあります。
市販薬にはメリットもありますが、このようなデメリットもあるということを理解したうえで使用するという意識が必要ではないでしょうか。

 

まとめ

ネコのダニ対策として市販薬を使うということにメリットとデメリットがあるということは分かっていただけたと思います。
市販薬を使うことでネコにストレスを与えないということは大きなメリットです。

でも、市販薬ではダニを駆除できない可能性もあるということを忘れないようにしてください。
感染症などに感染している場合、動物病院で処置してもらい適切な薬を処方してもらうというのがベストなことは間違いないです。

ネコは大切な家族の一員でもあります。
なので、市販薬のメリットとデメリットを理解したうえで、使用するかどうかを決めるというのが一番重要なことだと思います。